愛知の米・麦・大豆
愛知県では、粒が大きく良食味の「あいちのかおり」や、おいしい米の代表である「コシヒカリ」、中山間地で主に栽培される「ミネアサヒ」など特徴ある米が栽培されています。
また、愛知県の水田では、麦や大豆も生産しており、一年中田んぼが有効利用されています。
米
愛知県では、豊富で綺麗な水と温暖な気候を活かして安全・安心な米作りを行っています。愛知県の学校給食は、100%愛知県産のお米が使われています。また、愛知県では全国に先駆けて、田んぼに種もみを直接播く、「V溝直まき」に取り組んでいます。
主な品種・ブランド
愛ひとつぶ
見た目がつやつやで美しく、粘りと甘みがあるおいしいお米です。品種「なつきらり」の中で、一等米100%、たんぱく質の含有量など、一定の基準を満たしたものだけがブランド米「愛ひとつぶ」として販売されます。
あいちのかおり
大粒で、つやと粘りのバランスが最適。しっかりとした食感が人気の品種です。
コシヒカリ
粘り、甘みのバランスが良く、冷めても美味しいのが特徴です。
ミネアサヒ
抜群のつやと、爽やかなのどごしが特徴で、主に中山間地域で栽培されています。
小麦
愛知県は小麦の生産量が全国4位(2021年)の一大産地です。豊かな土壌を有する県内の平野部を中心に、小麦が栽培されています。
主な品種
きぬあかり
もちもちとした食感で、優しいクリーム色の麺を作ることが出来る日本麺用の品種です。
ゆめあかり
タンパク質含量が高く、パンの膨らみや中華めんのコシを生み出すことができる品種です。
大麦
愛知県では、押し麦や麦茶の材料として使われる「六条大麦」の栽培が中心です。六条大麦100%使用の麦茶は、コクのある飲みごたえと、すっきりとした後味が特徴です。
大豆
愛知県では、品種「フクユタカ」が主に栽培されています。タンパク質含量が多いため、甘みのある美味しい豆腐が作れます。現在は、収量安定に向け、「フクユタカ」を改良した品種「フクユタカA1号」の導入を進めています。